1948-04-28 第2回国会 参議院 予算委員会 第19号
そういうふうな豫算編成方針が根本的に間違つておる、そういうふうに思うのですが、この點を考え直される必要がないのでありますか。まだ豫算編成中でありますから、私はそういう政策を中心にして豫算というものを考えるべきものである、そういうふうに思うのですが、その點について御所見をお伺いいたします。
そういうふうな豫算編成方針が根本的に間違つておる、そういうふうに思うのですが、この點を考え直される必要がないのでありますか。まだ豫算編成中でありますから、私はそういう政策を中心にして豫算というものを考えるべきものである、そういうふうに思うのですが、その點について御所見をお伺いいたします。
この豫算はわれわれは最後まで從來通りの考え方で、本年度の經費として約三千萬圓をぜひともとりたいと思いまして、事務的には最後まで奮鬪いたしたつもりでありますけれども、全般的なただいま申しました豫算編成方針という點からいきまして、ひとまず補助金を打切るという殘念な結果になつて本年度の豫算ができているのであります。
第一に千百四十五億に上る既定豫算が、前内閣によつて上程せられたときに、その既定豫算の作成は、從來の豫算編成方針と趣きを大いにかえまして、編成の要綱にありますごとく、個個の經費竝びに歳入にわたり、具體的な要綱を掲げ、抽象的な文句を除去して、現實的に豫算の編成をなされておつたのであります。
さて以上補正豫算の内容について概略御説明いたしたのでありますが、さきに述べました豫算編成方針が、今次の補正豫算にいかに具現されたか、また今次の補正豫算がわが國民經濟に對していかなる影響を與えるかについて、次に少しく檢討してみたいと存じます。 今次の補正豫算に、收支の均衡において成功を見たのでありますが、もちろんそのためには相當の無理も忍ばねばならなかつたのであります。
○國務大臣(和田博雄君) 來年度の豫算になりますれば、これは恐らく來年度の豫算編成方針を決めます時に、やはり内閣としていろいろ討議した上で決して行きたいと、こう思つておりまするので、殊に治山治水の問題は相當に國民生活にとつて、又國民經濟にとつてむしろ長期的な性格を持ち、非常に永續的な性格を持つものにつきましては、これは十分やはり私は考慮して行かなければならん、こう思つております。
その他 4中央の豫算と地方豫算との總合的研究 5公團等の政府出資機關と國會との關係 6豫算の作成と國會との關係及び豫算編成と豫算執行機關の分離等 7立法府の財政監督に關する歐米各國の權限及び實情の調査研究 8歐米における豫算の作成執行に關する調査研究 (二)豫算案に關する事項 1昭和二十二年度豫算の實施状況の監査の件 2昭和二十二年度豫算編成方針調査の件
3 各特別會計の獨立採算制、その他 4 中央の豫算と地方豫算との綜合的研究 5 公團等の政府出資機關と國會との關係 6 豫算の作成と國會との關係及び豫算編成と豫算執行機關の分離等 7 立法府の財政監督に關する歐米各國の權限及び實情の調査研究 8 歐米における豫算の作成執行に關する調査研究 (二) 豫算案に關する事項 1 昭和二十二年度豫算の實施状況の監査の件 2 昭和二十三年度豫算編成方針調査